今年度最後の美術館に行きました。久しぶりでしたが、館内での約束を思い出しながら鑑賞しました。

まずは、『長崎ゆかりの日本画』を鑑賞しました。

油絵や写真、草木染めの織り物、水墨画などの掛け軸があり、「どの国の人を描いたのかな?」「この鳥は何の鳥かな?」など考えました。子どもたちは、絵の小さな部分から「この窓や竹、お洋服が中国みたい。」「これはクジャクみたい。」など気付いて発言していました。

水墨画では、梅の花を表現したものがあり、「梅の花だ!保育園にある。」と盛り上がりました。

次は、炭を使った表現活動を行いました。

子ども達自らつくった墨汁で細い線、太い線を書いてみました。濃ゆさや薄さにも気づいていました。

霧吹きで湿らせた紙では、「線が太くなった!」「にじんでる。」と広がる線に興味を持ち、丸を描いてみたり、鑑賞の時の作品を描いてみたりと書くスペースがなくなるまで楽しんでいました。

担当の方に「ありがとうございました。」と伝え「まだまだ美術館来たい。」「あと10回来たい。」と話しながら帰園した子どもたちでした。