今年度1回目の美術館に行きました。

美術館でのお約束を確認していよいよ出発です!!

まずは、『ミケル・バルセロ展』を見学しました。

ミケル・バルセロさんについての話に真剣に耳を傾けていました。様々な材料を使って描かれたたくさんの作品を見ながら「あっ、これはバケツに見える!」「苦いジュースと美味しいジュースを混ぜてるみたい」とそれぞれ感じた事を伝え合いました。子どもたちのいろいろな視点からの発想に感心しました。

 

鑑賞の後は、実際に子ども達が作品を制作しました。ミケルさんの作品の中でも表現されていた海をテーマに『ぺったんおさんぽ』です。絵の具を使って4つの変化を見ていきます。

まずは、大きなロール紙をくしゃくしゃに。子どもたちは「えーいいのかなぁ?」と驚いた表情でした。

一つ目は穴を開けたペットボトルから絵の具を垂らして、紙にできた模様の変化を見ました。でこぼこしている部分に絵の具が溜まったり、大小のマル模様ができたりしました。

二つ目は、紙を半分に折り畳んで手のひらで優しくなじませました。開いてみると点々だった絵の具が混ざって広がっていました。その変化に「うわあー」と見入っていました。

三つ目の変化は、紙の上にタオルをかぶせて手でポンポンと押さえました。タオルを一枚ずつ取っていくと…混ざっていた色が薄くなっていたり、タオルの模様がついていたり別の変化がありました。

4つ目の変化は、子ども達がそれぞれ見つけた模様をクレヨンで囲い、海にちなんだ様々なものに見立てました。海藻やチンアナゴ、イルカやクラゲなど先日のペンギン水族館で見た生き物をたくさん見つけながら楽しんでいました。みんなで見て周ると「あっ、ここにある!」と友だちの発見にも気づき、素敵な海が出来上がりました。

帰りの道中では「またしたい!」「楽しかった!」と話していて、次の美術館も楽しみにしている子どもたちです。