今回は消防士さんが見守る中での避難訓練。朝10時15分、調理中の給食室で油に火が移り出火し、初期消火できずに消防車を呼んだという設定でした。

お集まり中のクラスもあれば、戸外遊びをしていたクラスもありましたが、みんな素早く避難することができていたと消防士さんからお褒めの言葉を頂きました。

避難した後は、消防士さんからのお話です。

避難する時の、「お・は・し・も」のお約束。

お→押さない

は→走らない

し→しゃべらない

も→戻らない

特に煙が出ているところで走ると息が切れ、そのときの呼吸で煙をたくさん吸ってしまいます。すると息が苦しくなって、避難することが大変になります。

火事のときはつい慌てがちですが、ゆっくり落ち着いて避難することが大切ですね。

 

消防士さんの仕事内容についても教えてくださいました。

火災発生時に必要な防災服を着る様子を、目の前で見せて下さいました。

ズボンを履いて‥

上着を着て‥

ヘルメットをかぶって完成!!

子どもたちが数をかぞえると、なんと26秒でした。このような機敏な出動で、たくさんの人の命を守ってくれている消防士さんには感謝です。

 

子どもたちの質問にも、丁寧に答えてくださいました。

Q.消防車についている黒いホースは何ですか??

A.消火栓の中に入れて、水をくみ上げるものです。

 

Q.消防車には何人乗れますか?

A.5人です。

 

Q.消防車はなぜ赤いのですか?

A.法律で決められた色です。

 

Q.はしごはどれくらい延びますか?

A.この消防車のはしごは、建物の3階までは延びます。マンションなどの高い建物の消火には、はしご車が必要です。

 

実際に防災服を着させてもらったり、消防車の部品を間近で見させてもらったりしました。

今日の子どもたちの体験をきっかけに、ご家庭でも火から身を守る行動について話してみて下さいね。