園庭のレモンの木に姿を見せてくれる蝶の幼虫。
子どもたちと観察するのが毎年 春の楽しみとなっています。
今年は、本館1階の保育室に続く下駄箱の前で 蛹になることを決めた幼虫がいました。
「中に 何が入ってるのかな?」「空っぽなんじゃない?」
もう羽化は出来ないのかもしれないと心配していた矢先、、、
「ちょうちょさんが生まれてるよ」と嬉しそうに伝えてくれた子どもたち。
羽が湿っていてしわしわの生まれたばかりの蝶、、、
外は雨ということもあり、部屋の中で羽が乾くのを見守ることにしました。
「ちょうちょさん羽乾いたかな?」「ちょうちょさん元気になったかな?」と
心配そうな子どもたちでした。
花を近く置くと、、蝶はゆっくりと花の元へ、、、
「ちょうちょさんお花大好きだもんね!」と、元気になっていく蝶に嬉しそうな子どもたち。
羽が乾いた蝶はゆっくりと外の世界へ
蝶の後をゆっくりとついていき、見守る子どもたち
ついに外の世界に羽ばたいた蝶
「ちょうちょさん元気でね~!」「また遊びにきてね~!」と
手を振りながら見送る子どもたちでした。
観察後は図鑑を使って、蝶について新しいことを知りました。
私たち保育士も間近で蝶を見る機会が少なく、
子どもたちだけでなく私たちにとっても貴重な時間となりました。
これからも子どもたちと一緒に
身近な植物や生き物の観察を楽しんでいきたいと思います!!