今年度2回目の美術館に行ってきました。

今回は「みつろう」を使った表現あそびを行いました。「これは何でしょう?」との質問に、「木から作った板かな」「チーズみたい」「固まったバターかな」と色や形から想像を膨らませました。答えは、蜂が体から出す成分と口から出す成分が混ざってできたものと教えてもらいました。

実際に触ってみると「ぬるぬるしてる」「変わったにおいがする」と発見がいっぱいでした。

その後、スペイン近現代美術の作品展を鑑賞し、みつろうを使った作品について説明していただきました。「これは〇〇みたい。」「あそこが〇〇に見える」とそれぞれイメージを膨らませ発表し、美術館の先生から「いい観察力ですね。」と褒められ嬉しそうにしていました。

製作室に戻り、みつろうを使って”みつろうラップ作り”を楽しみました。まずは手袋をつけ、力を入れながらみつろうを少しずつ削ります。みつろうの粉が出来ると「おお!!できた」と笑顔でした。

次に、削ったみつろうを布にのせ、アイロンを当てると・・・溶けたみつろうと布が一枚のシートのように固くなりました。

テープの芯やペンで形を作り、手でギューっと温めるとその形になり、折ったり組み立てたりと造形を楽しみました。

リボンと帽子ができたよ!

ドレスができたよ!

「みんなのみつろうラップを合わせたらどうなるかな?」とどんどんアイデアが出てきました。帰りは「みつろう」という言葉を忘れないように「みつろう!みつろう!」と繰り返し口にしていました。