2月に「和食ほりた」の堀田雅仁さんにお越しいただき、魚のさばき方を教えていただきました。

堀田さんが持って来てくださったお魚は、大きな鰆(さわら)でした。

子どもたちは、大きな鰆に興味津々。口の中に小さな鋭い歯がたくさんあるのにも驚いていました。

いよいよ魚をさばいていきます。

“かわいそう”“血が出る?”“血が出てる!”“命だよ”“命をいただいてるんだよ”など様々な反応がありました。

目を手で隠しながらも、しっかり見ていました。

魚の内臓も見せてもらい、心臓を見て“小さいね”“私も心臓あるよ”“命だね”など言っていました。

家庭では、魚を捌くことはないと答える子どもがほとんど。

三枚おろしが始まると、シーンと静まり返り真剣なまなざしで堀田さんを見ていました。

「これが魚の背骨だよ」「私たちにも背骨ってあるよね!」

塩を振る姿に“かっこいい~”と心の声が漏れる園児と保育士でした。

“それ何?”“油は何で塗るの?”“塩はなんでするの?”“アルミはなんでするの?”と様々な質問をしていた子どもたちです。

切った魚を焼いている間に、堀田さんが用意して下さったそら豆をみんなでむきました。

レンコンの素揚げ、焼きそら豆を付け合わせに、、、

とても丁寧に調理をしてくださいました。

 

おひなさまも、にっこり🌸

鰆の命をいただくことに感謝。

そして、今日のためにたくさん準備をしてくださった堀田さんに感謝の気持ちを伝えながらいただきますの挨拶をしました。

魚を一口食べた瞬間 “美味しい!” グッドポーズ👍で感想を伝えてくれるこどもがたくさん!

鰆の身がフワッと柔らかく、とても美味しかったです。

おかわりもでき、大満足なこどもたちでした。

“明日も堀田さん来てくれるかな?”と言う子どももいたぐらい、見て楽しい、食べて満足のひとときでした。

堀田さん、子どもの質問に一つひとつ丁寧に答えて下さってありがとうございました。魚のさばき方を通して、命をいただいていること、美味しくお料理をしてくださる方の思いがあることなど学ぶことができたと思います。普段言っている“いただきます”“ごちそうさま”の挨拶にも感謝の気持ちがこもった子どもたちでした。