10月末、園で育てていた稲を収穫しました。

川口さんの田んぼから頂き、台風や鳥からの被害を乗り越えて出来たお米。

子どもたちと一緒におにぎりになるまでの過程を体験しました。

まずは、脱穀。

稲から1粒ずつお米を外していきます。

手作業では時間がかかるため、身の回りにある道具を使って脱穀する方法を給食室の先生に教えてもらいました。

道具を使うとあっという間に脱穀完了。

「道具を使うと早く終わる。道具があってよかったー。」と便利さを感じていました。

脱穀の次は精米です。

手作業で一粒ずつもみ殻を外していきます。

なかなか取れず苦戦したり、途中で指が疲れたと挫折したりと大変さを感じていたようです。

ここでも、道具を使って体験しました。

道具での精米は順番待ちができていましたよ。

最後は機械を使って精米をしました。

あっという間に見たことのある状態のお米になりました。

「おー」「この機械すごい」と感心していましたよ。

 

後日、脱穀・精米したお米を使っておにぎりづくりをしました。

手を濡らして、塩をつけ、ご飯を手に平にのせ、子どもたちが作った梅干しを中に入れました。

三角握りに挑戦する子、手に米がくっついて苦戦する子。

それぞれ楽しみながら小さな手のひらで一生懸命おにぎりを握っていました。

自分で握ったおにぎりは、給食で美味しくいただきました。

田植えからおにぎりづくりまで、お米の成長とともに子どもたちも感じるものがたくさんあったようです。

毎日の食事の有難さに触れつつ、感謝の気持ちをもって食欲の秋を過ごしていきたいと思います。