今年度最後の仏参は、明々後日11日の東日本大震災の被災者にむけてお経をあげました。自然災害の怖さを知ると同時に、今を大事にすること。明日があるのは当たり前ではないこと。副園長先生から教えていただきました。

お経は、文字が読めるはなぐみは経本の文字を目で追いながら一生懸命読んでいました。読めない子どもたちも、お経が終わるまで正座で座っていました。今、私たちが何事も不自由なく過ごしていることに感謝の気持ちを込めた時間でした。

仏参が終わると、はなぐみはお寺をお掃除しました。保育士が指示する前に“こっちの列が大玄関でこっちの列が廊下ね”“どっちかがはやく終わったら手伝おう”など自分たちで話し合う子どもたち。私が“足冷たいね”とつぶやくと、“みんな一緒!!”と子どもたちに注意を受けるなど、成長を感じると同時にあと数日で卒園するんだなあと寂しく感じました。廊下や大玄関を雑巾できれいに拭いた後は、長い廊下で雑巾がけ大会をしました。

ののさまに手を合わせて過ごしたこの数年間を忘れずに、学校でも頑張ってほしいです。